ぜんそくのお話し(幼少期)
こんにちは。ファイトマンです。
幼少期からぜんそくと戦っていたお話しです。
1歳からぜんそくだったため、物心がついた時からぜんそくでした。
夜になると「ゼーゼー」と呼吸がつらくなり、寝れない日々がありました。
当時はステロイドのような即効性のある薬もなく、(あったのかもしれませんが、私は使っていませんでした。)漢方薬と錠剤で発作を抑えていました。
薬を飲み忘れるだけでぜんそくの発作が起こっていました。
漢方は即効性があり、よく服用していました。
ある日の夜も、横になることもできないくらい発作が起こっていました。
それをみかねた親が車で片道30分かかる病院に連れていき、診てもらった記憶があります。
一度ぜんそくの発作が起こると、正常に呼吸ができるようになるまで1時間以上かかることもあるんですよね。
病院でネブライザーという名前の専用の吸引器具で、気体を吸い込み続けると発作が収まります。
調べたら今ではネブライザーも家庭用の安価なものがあるんですね…
ネブライザーで利用する液体も購入できるのでしょうか。
当時はタバコに関しても寛容な社会だったので、ぜんそく持ちの人にとっては、良い時代になったのかもしれません。
タバコもぜんそく持ちにとっては、切り離せない問題の一つです。
また別の機会にお話ししたいと思います。
話は戻って幼少期になりますが、ぜんそく持ちの私はスイミングスクールに通っていました。
おそらく通院している医者に勧められたから、親がやらせたのだと思いますが、よくよく調べてみると…
水泳で喘息が治るわけではありません。
発作を起こしにくい運動だから薦められるのです。
運動で起こる発作を運動誘発性喘息といいます。
Ω ΩΩ<な、なんだってー
つ、つまり、サッカーや野球よりもぜんそくの発作が起こりにくいため、消去法で「水泳」ということでしょうか。
しかし、確かに私の幼少期は走るとすぐ「ゼーゼー」していたので、体力をつける意味ではよかったのかもしれません。
こうやってマラソンできる体になったのも、水泳で基礎体力ができたおかげなのでしょう。
水泳に感謝しないといけないですね。
なんとか薬でぜんそくの発作を抑えていたのですが、幼稚園の年長になったときに事件が起こりました。
幼稚園の帰りに友達の家に遊びに行き、帰ろうとしたその瞬間、何を思ったか私は道路に飛び出し、車に轢かれてしまいました。
不幸中の幸いか、足を轢かれただけだったので、命に別状はありませんでしたが、救急車で運ばれ、数日間の入院+全治3か月の骨折と診断されました。
車に轢かれた後、「バンソーコー貼って帰る!」と泣きわめいていたのを今でも覚えています。
退院してからも、足が動かなくなったので、余計に運動をしなくなりました。
運動をしなくなった私は、当時流行していたファミコンのマリオをひたすらプレイしていました。
もちろんスイミングスクールに通うこともできず、ぜんそくと足の骨折という二重のハンデを背負いながら、私の幼少期は幕を閉じました。
ぜんそくで苦しんでる方へ
ぜんそくは生きていく上でのハンデですが、上手に付き合えば何ら問題なく生活できます。
近くの医者を探し、定期的に通院することをお勧めします。
という私も、1年に1~2回しか通っていないのですが(笑)
高齢になったときに、喘息の発作がどうなるのかが心配です。